コロナ禍の生活綴方

「コロナと暮らし実行委員会」は、長野県在住、出身の女性や母親、弁護士、学生、社会運動関係者などによる実行委員会です。コロナ禍の「非常時」のもとでのテレビやインターネットの喧騒、こうした喧騒のもとに埋もれた切実な声や実態があるのではないか、この空白を埋めたいと思ったことが、「コロナ禍の生活綴方」をはじめたきっかけです。
生活綴方とは、ありのままの生活と自己を見つめ、感じていることを、文章や絵で表現することです。
今年2021年秋に書籍化の予定です。

コロナと暮らし実行委員会

昨年、2020年秋に計画したコロナと暮らしを考えるシンポジウムを、コロナ禍により延期としました。その代わりに直面している現実や思いを文章につづることにし、知り合いなどにも呼びかけたのが「コロナ禍の生活綴方」です。

「友人らとの当たり前の日常がなくなってつらい」と記した大学生は、生活綴方の持つ力について、こう語っています。「生活綴方は生活に起こったことや五感からの刺激、感情を『見つめる』ことを必要とする。見つめて、記す。たったこれだけである。この『見つめる』行為が生活綴方の中心だ。そこに他人の視点は存在しない。自分に素直にならないと生活綴方は書けない。生活綴方は決して五感や感情を無視しない、むしろ歓迎する。そこが回復や前進につながるのではないか。コロナ禍の生活の変動や政治の無策失策からの回復に生活綴方は最高の手段だ」。

生活綴方は、ユネスコ学習権宣言(1985年)の「学習権とは、読み書きの権利であり、問い続け、深く考える権利であり、想像し、創造する権利であり、自分自身の世界を読み取り、歴史をつづる権利であり、あらゆる教育の手だてを得る権利であり、個人的・集団的力量を発達させる権利」の実践です。

今年2021年春には、「コロナ禍の生活綴方」を参院長野補選の立候補者に政策要望と一緒に渡しお考えを求めました。2021年10月31日投開票の長野市長選に向けても政策要望を届けています。